育毛コラム
薄毛治療ガイドライン

【薄毛症治療に5段階評価のガイドライン】というのが2010年4月中旬に発令されました。

ときどき感想を聞かれるのですが私の意見としましては正直なところ・・・

「お国の特定地位にいる団体が権威だけで出したような
胡散くさいことこのうえないガイドラインだな」

というのが私の率直な見解です。

そもそもフィナステリドとミノキシジルを単体で服用しても反発(リバウンド)が襲ってきます。女性はフィナステリドは使えませんし。最初だけ効果が出たけど、そのうち耐性がついて始める前より悪化したなど、処方されるままに使って後で激しく後悔したという話しは少なくありません。

ガイドラインから外された発毛用サプリメントも多いようでメーカーから反発を食らっているらしいですが、私にはいつもの成り行きにしか見えません。こうした権威発動する裏には特定の利権が絡んでいるからです。2009年には薬のネット通販が強引にほぼ全面禁止され話題になりました。あれと同じで、このガイドラインにも裏には利権がたっぷりと絡んでいると推測しています。

薬のネット販売規制は「薬剤師利権」死守のためのと叫ばれてました。ほぼ誰の目から見てもそう映る思います。しかしまったく現実性を無視したような規制があっさり通ってしまいましたが、ただただ唖然とするだけでした。そしていったん規制が出来てしまったらなかなか覆りません。薄毛になる人の生活習慣や食事、体質なんかは実は大体、決まっているのです。だから体質を根本的に是正しないと薄毛になりやすい体質(「薄毛体質」とここで呼びますが)は変えられません。

しかし、こうした一番肝心なことすら一切考慮されていないところも怪し過ぎです。医薬品を使い始めたら一生使わないといけないのか特定期間使ったら薄毛もコロッと治るのか、耐性は?など課題も多いものなのにお奨め度が一番というのは・・?皮膚科団体等が出したガイドラインとは言え、実態は本当に「使用者の目線」になっているのだろうか?

処方できる立場の人たちを守るための利権が絡んでいるだけのガイドラインじゃないのか?としか思えないのです。生活習慣を変えることすら一切考慮されていないところも、本当は裏に政治的意図があるような気がしてなりません。消費者である市民の目線に本当にたったものなのか疑問だらけのガイドラインだと、私は思います。

お知らせ
藤波辰爾さんと対談しました

先日、ある雑誌の取材を受けた際、プロレスラーと事業で活躍中の藤波辰爾さんにお会いすることができました。と言っても、子供の頃プロレス好き小僧だった私は会う時間が取れなかったため、代わりにプロレスは興味が無い(汗)育毛の達人のスタッフに引き受けてもらいました。写真はリバイブヘアーRH-U5を手にしている藤波さんです。スタッフいわく、「腕が丸太のようだった」と唖然としていました。

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シャンプーだけでは髪は生えません・・

よく、育毛のためのシャンプーと呼ばれ、あたかもシャンプーを使うと髪が生えると想像してしまいそうな広告を頻繁に見かけるようになりました。しかしどんなシャンプーであっても、それだけで発毛するようなシャンプーはこの世にありません。

髪には髪が生える周期というものがあります。成長サイクルのことです。

毎日生え変わる髪はおよそ70本位あります。もちろん抜けていく髪もあり、新しく毛穴から顔を出す赤ちゃんの髪もあり(産毛)、こうして生えては抜けることを繰り返しています。発毛サイクルは休止期というのがあり、この休止期にはいりますと、髪は成長をやめ、徐々に毛根の外に押し出されます。およそ約3ヶ月で毛髪は自然に抜け落ちます。

よく、抜ける髪が怖いので洗髪をしないという人もいるようですが、これは間違いです。なぜなら頭皮が汚れと皮脂でまみれてしまい、毛 根の感染を招く可能性もあるためです。最悪、毛根が感染してしまったら毛根は強いダメージを受けるため発毛しにくい頭皮環境になってしまいます。ですから最低でも2日に1度は洗髪が必要でしょう。猛暑の時期であれば、毎日洗髪したほうが良いに越したことはありません。

基本的には、シャンプーは【頭皮環境を正常な状態に保つことができる】内容のものであることが必要最低限の条件です。ところが残念ながら有名ブランドであっても、非常に安価で身体にも有害な成分のはいったシャンプーが当たり前のように売られているのが現状です。成分をよくご存じの方で、ラベルの成分表をみて愕然とすることは珍しくないでしょう。

次に育毛剤などの使用ですが、どんなに効率の高い育毛剤であっても、可能な限り安全で頭皮に合ったシャンプーを使っていなかったり、洗髪方法が悪く頭皮環境が整っていない場合では、いくら育毛剤を使ったところで浸透しにくくなります。

不健康な土質の地面に種を植え、栄養剤を混ぜた水をいくらかけても花は 開花しないのと同じです。ガチガチで阻害要因が山ほどある状態では花が地上に出る 前に力尽きてしまうのと同じなのです。