かっこいい薄毛になれるのか?
「 薄毛でも、薄毛を隠さず堂々としていればカッコいいはず 」
このように、ときどき【 発想の転換 】を提案する人の発言を耳にすることがあります。
確かに世の中、薄毛をトレードマークにしたような俳優さん達も結構います。ショーン・コネリーやジュード・ロウ。ニコラス・ケイジやブルース・ウィリス。まだまだいますよね。
そして日本人の俳優やタレントでも薄毛を逆手にとっておられる方も少なくありません。渡辺謙さんなんかは、思い切っちゃったなと思います。ただ思うんですが西洋人の場合、東洋人と違って薄毛になってもあんまりハゲ度が強調されない強みがあると思うのです。西洋人の場合ですと、正面から見たときの顔の面積が非常に小さい。横から「 ベシャッ 」とつぶしたかのようにえらく鋭角的なつくりになっています。
アジア人の顔のつくりはなぜか逆で、平面な形です。
上から見ると、根本的にこのように頭部の形状の違いが見られます。
後ろから西洋人と東洋人の、頭の形と大きさをなんとなく比較観察したことがあるのですが明らかに東洋人の場合は頭のサイズが大きい。だから西洋人の場合は薄毛になっても目立たないし、サングラスとかかけると何故か決まってしまう利点があるように思います。
逆に東洋人の場合は顔の輪郭が正面からつぶしたように平面的です。なので薄毛になったとき額(ひたい)の面積が思いっきり強調されてしまいます。どうして気になるようになったかというと以前、私が国外の空港免税店でサングラスを見ていたときのことです。
観察していたサングラス。なぜか横幅が狭いんですよね。「 もしかして子供用か女性用をみてるのかな? 」と思ったのですが、明らかに身体の大きな男の人も平気で手にとり、顔にスポスポはめてます(汗)よくよく観察して気づいたのは
「 あー、これは自分の顔の幅がでかいだけなんだ 」と(汗)
直後、ガックリとしました。今までは普通サイズかと思ってたのに一歩、国外にでると変なところで大サイズになっちゃうのね、と思いました。その後、外国で何度かサングラスを見て回ったのですが、やはりみんな幅狭ばっかりでした。
結論として、「 かっこいい薄毛になればいい 」 という議論は、小顔で鋭角的な顔立ちの人は似合うかもしれませんが、逆に、かえって人相が悪くなってしまうケースもあると思います。たぶんですが、前述の世界の俳優も好きで薄毛にしているわけではなく苦渋の選択なのだと思うのですが・・。