早食いせず、ゆっくり少なく食べる

日本は行事で宴会や飲み会をすることが多い国だと言われています。一人で飲食するときとは異なり、お酒がはいり、おしゃべりしながら飲食すると、どうしても食べ過ぎ、早食い、飲みすぎになりがちです。

宴会や飲み会では無礼講だと考えるのはやめましょう。
実は「 腎機能 」と「 髪 」 は密接な関係があるのです。

食べるときはゆっくり食べる。
すると脳に満腹感が伝わりやすくなります。

しかし早食いは満腹感が伝わりにくくなるので、食事で食べてしまう量が必要以上に多くなってしまうのです。
すると当然ながら摂取エネルギーは多くなり脂肪で蓄積されやすくなり、本当に必要な栄養分は吸収されにくくなる。さらに、食べ過ぎると排泄機能もキチンと働かなくなってしまいます。

結果、体内に滞留便がどんどんたまっていきます。
これが体内毒素の発生にもなるのです。
そして体内の血液がドロドロとした濁りのある血に変わっていきます。当然ながら、頭に血管をとおして運ばれる栄養素もドロドロ血で運ばれます。
そのドロドロ血の中は毒素が混じった栄養素とはいえない「物質」が毛根に与えられるわけなのです。
「 腎機能が弱まる = 髪に現れる 」
これは漢方の世界でもよく言われていることです。早く仕事をこなすことは大事ですが食事は遅いほうが身体にも髪にも良いのです。
食べるのが早くなると活性酸素量も増えます。
そのために免疫力も低下していきます。
おまけに胃も累積過労になるので日々の疲れが蓄積して、身体の不具合いが次々と起こります。
「 なんだか、朝起きてもいつも身体がだるくてしょうがない 」
という場合、食事の仕方を疑ってみるのもいいかもしれません。

たいていの理由は滞留便が腸に溜まりすぎて毒素を体内で絶えず流し続けているからです。
偏頭痛が多い
動悸が激しい
神経過敏
睡眠が浅い
などの症状があったら、まずは「ゆっくりと」食べることを心がけてみましょう。
身体にも優しいし
髪にも優しくなります。
「食事はゆっくりと」
を心掛けましょう。