薄毛はPRできるのか?

薄毛が進行してきたにも関わらず、薄毛であることを逆手にとり 「薄毛タレント」として活躍する少数の有名人もいらっしゃるようです。 見た目が商売ネタになるなら思い切って全ての髪を剃り上げてしまい、逆にそのツルテカをPRすることで、自らの存在を更に浮き立たせている人もたまに見受けられ ます。「木の葉を隠すのに一番最適な場所は森の中である」 という格言があります。

髪がフサフサの人が、他の多数の髪がフサフサの人の中にまじっても目立ちませんが、髪が無ければ大多数の中で人目をひくでしょう。 中途半端でみすぼらしいハゲの姿を人前にさらしてイメージダウンをするよりも、欠点をインパクトのある長所に変える。 しかし一般会社員がツルッパゲにするのは度胸がいると思います。

かと言って、いつ改善するか検討がつかない中途半端な髪の状態を人前にさらし、 それがいつしか気づかぬうちに心の重荷になるのはつらいことです。

髪は健康な土で育まれる植物と同じです。

そして特に人間の髪は非常にデリケートです。 年齢を重ねる毎に手入れが大変になっていきます。

比較的若いうちはグングン伸びますが、年をとり、土の状態が悪くなってくると葉が少なくなってきます。栄養分(食事)や環境に激しく左右され、場合に よっては病気になり枯れてしまうこともあります。これが薄毛の状態です。

ですから、まずは髪の土壌となる頭皮を正常な状態に戻してあげること。 これがまず最初のステップです。