簡単に免疫力をあげる方法
昔、食べ物がテーマの漫画を読んでいたときにこんな一節がありました。
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試食者1
「このトマト!
果物のように甘い!
まさに昔のトマトの香りだっ!」
試食者2
「良い土と贅沢な肥料をつかって
特殊な栽培をしてるからかな?」
農家の人
「いえ全く逆ですよ。
特殊なことはしてません。
むしろトマトにつらい環境を与えて
いるのです」
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つらい環境で美味しいトマトができるって、不思議ですよね。
最近では有機農法の野菜や果物も高値で出回ってます。
でもトマトを食べても美味しくないことがほとんどです。
なぜかというと、栽培に使う堆肥(たいひ)と家畜の糞が問題らしいのです。
どちらも原料が農薬まみれの堆肥だったり
抗生物質や配合飼料で育った家畜だったり
することが多いのです。
結局、無農薬農法も意味がないわけです。
やせた土で育て水も極力やらない。
でも、トマトを甘やかさないと、どうして美味しくなるんでしょうか・・?
そうして育てるとトマトの根に毛根が無数に広がって根付くようになるのだそうです。
水をやらないと、この毛根(産毛)が空気中の水分まで吸おうと必死に頑張るようになるそうです。しかもおまけに普通のトマトの30倍ものビタミンCが含まれているそうです。
つまり・・・
つらい環境 = 死んではいかんと必死になる
ふと「かわいい子には旅をさせよ」のことわざを思い出しました。
実はこれ、何もトマトだけに当てはまるものでなく人間にも当てはまるのです。
人間も過食をすると、腸内に毒素をためこむようになります。
栄養価の高いものは適量、少量食べるのが一番良いのですが、栄養価があるからたくさん食べれば良いのかというとそうではありません。
栄養価の高いものも食べ過ぎると毒になるのです。
「過食をしない=免疫力が高まる」
という公式が当てはめられます。
食べ過ぎないと・・・・
→ 胃や内臓を休める時間ができる
→ 残留便が腸でつくられない
→ 免疫力が高まるので細胞復元力も高まる
(なお栄養価が高いと言っても肉類は育毛食ではありません)
トマトの話しに戻ります。
普通にトマトを栽培すると発酵期間に5年ほど掛かります。
だから経済効率を考えると、特殊な化学肥料を使い発酵期間まで、たったの25日しか掛からない
手離れが良く、より安価に大量生産出来るトマトが販売されます。
普通の堆肥では作られるはずの
カルシウム、銅、亜鉛、マグネシウム、マンガン
ニッケル、鉄、アルミニウム、コバルト
などの微量元素が全くないのです。
これが無いと旨みをつくるグルタミン酸のような物質もつくられませんし、ミネラルも少なく
色合いも乏しくなります。
せっかく野菜や果物をとっても中身がスカスカ。
考え方としては、ブロイラー産の不健康な家畜の肉と同じですね。