女性の脱毛は男性型と原因が違う?
女性からのコンサルティング数も多くなり久しくなります。
女性の場合、(産後などは特に)ホルモンのバランスが大きく崩れるため年齢に関わらず髪が多量に抜けます。通常はある程度時間がたちますと、序々に髪が戻ってくるようですがこれが尾を引いたままだと問題です。コンビニなど夜間でも営業している店の普及に伴い、体内時計を麻痺させるような生活を続けたり、合成保存料が多い便利食や保存食を頻繁に利用するのが当たり前の時代です。
加えて職場で活躍する女性が多くなるにつれて、ストレスが多い環境にさらされ血液循環が悪化し、ストレスにより有害物質が血中に溜まりやすくなることも見逃せません。これでは本来の人間のもつ治癒力や抵抗力が麻痺し、基礎的な力が格段に弱くなったとしても当たり前なのです。昔に比べ髪が弱く少なくなってきている女性が多くなってきたのも、こうした悪害が髪に現われてきたものであることは間違いないでしょう。
手っ取り早く改善させる方法はあるのでしょうか?
ポイントはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモン。別名「 卵胞ホルモン 」とも呼ばれます。これは排卵の準備をするホルモンで生理終了直前に分泌されるものです。しかし出産や加齢を機にエストロゲンの分泌が急減します。すると、イライラ、不眠、倦怠感などの症状が発生します。
エストロゲンの分泌が減ると、髪の成長を助ける 「 ある物質 」の分泌も減ってしまうのです。ある物質とは「 カルシトニン遺伝子関連ペプチド(通称:CGRP)」という物質。この物質は「 CGRP 」を増加させるためにも機能しているのです。これは知覚神経で分泌される物質であることから、その人の生活環境により分泌も左右されやすいことが想像できるのです。←ココ大事です。
つまり「 CGRP 」を増やしてあげる手伝いをすればよいわけです。CGRPを増やすにはどうしたらいいか・・?それは毎日欠かさず「 豆乳 」を飲むこと。毎日0.5Lの合成の味付けをしていない無調整豆乳を飲みます。なぜ豆乳なのかというと、豆乳にはイソフラボンという物質が多量に含まれており、イソフラボンがCGRPを増やすためにダイレクトに効くのです。最低半年は1日たりとも欠かさず飲み続けてみてください。女性の場合、女性ホルモンが正常に機能しやすくなるはずですし、他にも色んな病気の予防をしてくれます。女性の場合、薄毛が悪化しても適確な措置をすれば男性よりも治りやすいのです。男性の場合、飲まないよりは飲んだほうが良いですが、ダイレクトに強烈な発毛につながることは残念ながら少ないようです。