育毛コラム
木を見て森を見ず・・・腸内フローラの続き

育毛の達人
発毛診断士の佐野です。

前回お伝えした「腸内フローラ」。

「腸内フローラ」というのは腸の中に住む細菌の生態系。

このバランスが崩れると腸内腐敗が進み有害物質が身体にたまる。

というところまでお伝えしました。

口臭も酷くなってきますし
メタボや血栓など深刻な病気も引き起こされやすいのですが
それだけではありません。

この 腸内腐敗は「薄毛」や「抜け毛」も無縁ではない のです。

なぜなら腸内腐敗が進むと血液の質も悪くなるからです。

いわゆるサラサラ血でなくドロドロとした濁った血になります。

頭頂部というのは当然ながら身体のてっぺんにあります。

だから血流が悪いと頭部にのぼりにくくなります。

そして血の質が悪ければ、頭部の毛細血管に流れづらくなります。

専門用語で言いますと 動脈吻合(どうみゃくふんごう) と呼ばれます。

血管が先細りしていき次第に消滅してしまう現象です。

まるで水が枯れてしまった川のように・・・

水流が途切れ、川が干上がればそこには乾いた地面しか残りません。

これと同様なことが頭皮や頭皮下でも起こっているのです。

頭頂部、特に前頭部や生え際など、もともと毛細血管がとても繊細です。

いったん血が流れなくなると、年月が経過するごとに
どんどん動脈吻合は進行し血流が途絶えてしまいます。

お問合せへの回答で私はよく

「頭頂部より、前頭部や生え際のほうが改善に時間がかかります」

と申し上げています。

これは理由があるからです。

川が干上がるのは雨が少ない、
ダムをつくったなどの環境変化もあります。

髪も、本来流れるべき血流が干上がる理由があります。

その大きな原因のひとつが

腸内腐敗

だから私個人に関していえば
毎日、腸の活性を目的としたサプリメント数種類を
服用しています。

育毛というのは、
身体全体、トータルで見ないと改善させにくいのです。

ご相談をいただく中で、私が常用しているサプリメント
(育毛の達人で販売されている以外のサプリメント)
について、問われることが多くなってきました。

本来、育毛専用のサプリメントとは違いますので、
これまで一切ご紹介はしておりませんでしたが
記事を書いているうちに、いったいどれくらいの方が
興味あるのか知りたくなってきました。

あなたは腸内環境を良くするサプリメントに興味はありますか?
 
 
>>私が欠かさないサプリメント
 
 
 

育毛コラム
腸内フローラ~サプリメントの効果を高める方法~

育毛の達人
発毛診断士の佐野です。

みなさんは「腸内フローラ」という言葉はご存じでしょうか。

昨年ではありますが『解明!驚異の細菌パワー』という番組が
NHKで放映されました。

腸内フローラとは腸の中に住む細菌たちの生態系の事です。

人間が健康を維持できるのは
これらの有用菌がお互いに有害菌を抑制しているからです。

これで腸内フローラが一定のバランスを維持しているのです。

例えば食物繊維が不足したとします。
すると便秘がちになりますよね。

すると腸内でどんなことが起きるかというと、
まず有害菌が増えます。

そうすると腸内腐敗が進み
アンモニア、フェノール、インドールという、
人の健康に有害な物質が増えます。

その次にどんなことが起きるかと言いますと、
それらの有害な物質は腸壁から吸収されるのです。

このような流れでいろんな病気が引き起こされるのです。

腸内環境がこのような状況であっては
評判のよいサプリメントをいくら飲んでも、
実感や効果を得られにくくなるのです。

じゃあ、どうすればいいのかというと
腸内環境を整えることが大事になります。

具体的には「腸内細菌(善玉菌)」を増やすこと。

食物繊維を多く摂取して腸内細菌を増やすのです。

ただ食事の内容や習慣を変えるだけではなかなか補えないので、
私の場合は腸内細菌を整えるサプリメントを毎日服用しています。

腸内細菌というのは軽視できないからです。

なぜかというと、マウスの実験でも
脳の活動力や性格にも影響することが証明されているからです。

活発マウスと臆病マウスの実験によると
活発マウス(腸内細菌が多い)は台から直ぐに下に降りますが
臆病マウス(悪玉菌が多い)は台から降りません。

良い腸内細菌をコントロールすることで
腸内神経が脳へ影響して例えばコミニュケーション能力などを高める作用もあります。

これらを応用して認知症等も含め研究が進められています。

特に欧米ではこの研究がいま非常に盛んになってきているのです。
 
 
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